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   シックハウス対策
  

何かおかしいシックハウス対策!

建築基準法には、シックハウス対策があります。
この対策は、ホルムアルデヒドの発散量に基準を設けること。換気により排出するこ とが基本となっています。
これで大丈夫なのでしょうか ?
確かに、以前の建物に比較すると改善されたことは事実です。
それでも、大丈夫とはとても言えないと考えています。 家の中で発散している化学物質はホルムアルデヒドだげではありません。
一説には60品目以上の化学物質が発散していると言います。 確かに、基準法の改定でホルムアルデヒドの発散は押さえられました。
しかし、貼リ合わせた材料である限り、接着剤を大量に便わざるを得ません。ホルムアルデヒドに替わる代替物質の発散は否めません。
又、石油製品(ビニールクロス等 ) からは当然のように化学物質の発散はあります。塗料からも化学物質の発散はあります。
それにも拘わらず、営業マンは、次のように言うでしょう。
『建築基準法に沿って、 F☆☆☆☆の資材を使い、換気するから大丈夫。』
過敏な症状をお持ちでない方ならいざ知らず、化学物質過敏症の方にまでそのように答えています。 危険な説明です。

又、展示場や竣工現場で臭気を感じられ、質問すると多くの営業マンは、次ぎのように答えることが多々あります。
『新築の臭いです。時間が経てば消えます。』 これもとんでもない答えで、新築の臭いではなく化学物質の臭いです。
そして、シックハウス症候群を発症される方は、入居後、数力月の間に発症します。 時間が経てば消えるから大丈夫の訳がありません。

この改正には問題があると考えています。
何故なら、シックハウス対策の基本は、自然素材で構成することです。事案、改正前の健康住宅の定義は自然素材の家を言いました。
しかし、この改正は旧来の建て方を認めることから始まっています。小手先の改善 と言って差し支えないのです。
結果、貼物の家でも健康的で安全な家と言います。
大丈夫と言われて、化学物質過敏症の方が住めなくなってしまった事例があります。
又、突然、発症された方の事例があります。

その事例を分析しながら、シックハウス対策の抜本的解決策を考えてみます。
二つの事例をご紹介します。

【一つは、リフォームをして住めなくなってしまった事例です。】
お客様は、家の中に入れません。二カ月間、友人の家に避難されていましたが、限界が来て、ご相談に来られました。
原因を特定することは困難を極めます。全ての材料が怪しいといえば怪しいのです。
やむを得ず、リフォームした全ての素材を取り外し、確認をしていただきました。
反応されたのは、床下地材として使った24mmの構造用合板、ビニールク口ス、仕上げの床材、接着剤のボンド、
そして、コーキング材等でした。
これらの材料は、全てF☆☆☆☆(ホルムアルデヒドの発散を押さえた材料)でした。

改善策としては、これらの材料を全て排除し、無垢材を中心とした自然素材だけで再構築する以外にないと判断し、作り直しました。
幸いにも、現在では、問題なく住んでいただいています。

【二つ目の事例は、化学物質過敏症の方が家を新築するに当たり、シックハウス対策を求め計画を進められましたが、竣工時にチェックしたら、とても住めない状態であることが判明したケースです。】
相談依頼を受け、チェックをしましたが、化学物質の発散は間違いなくあります。
とても化学物質過敏症の方が住めない家であることは明確です。
床材や建具、造作材は全て貼物。壁は、ビニールクロスは貼ってなかったのですが、珪藻土に強く反応されます。
珪藻土は無罪ではないかと考えたのですが、成分を分析
すると樹脂が混入された材料でした。( 珪藻土は割れやすいことを防ぐための混入 ?)
設備機器は、ユニットバス ( 一番問題 ) 、キッチン、洗面化粧台、全で、化学物質の発散があります。
その他、防蟻、防腐処理剤、下地材、集成材等、確認出来ない部位も要因の一つかも 知れません。
その家を構成する資材の全てに何らかの問題があると言わざるを得ません。
それでも、建築した住宅メーカーは、建築基準法を遵守し、 F☆☆☆☆の材料を使い 換気も充分に対応しているとして、
責任はないとの一点張りです。
お客様は、裁判にかけることも考えられたのですが、実証が困難なことから、最終的にその建物に住むことを諦め、売却をして、新たに中古物件を購入されたのです。
夢破れたお客様の気持ちを察するに、余りにも悲しく、住宅産業の在り方に怒りすら覚えました。


建築基準法の改正後、確かに、一定の改善が進んだことは確かです。
しかし、抜本的解決には程遠く、むしろある意味では問題を深く内在させてしまった要素もあります。
このご紹介した事例は、むしろ、建築基準法改正以前なら発生しなかったのではと思う部分があります。
何故なら、改正前のシックハウス対策は、自然素材で構成することが基本でした。
改正後は、貼合わせた材料でも、石油製品でもF☆☆☆☆であれば安全とのお墨付きを与えてしまい、供給者側も施主側も、そのレベルで大丈夫と考えてしまったのです。

考えて見ましょう。
合板やパーティクルボードは、接着剤の容景が半分近くあります。接着剤は化学製品 です。
ホルムアルデヒドを押さえても、必ず、別の化学物質の発散が認められます。
床材は4から5層程度の貼り合わせたベニアに表面だけ薄い本物を貼った材料。
建具や造作材も何層にも貼った上にビニールや薄い板を貼った材料。
壁は、ビニールクロス。これは接着剤で貼ります。そして、塩ビを柔らかくするために可塑剤を混ぜます。
いくらエコクロスと言っても安全とは言えません。 ユニットバスは、大量の化学物質の発散があります。
システムキッチンの箱からも発散する化学物質は、ホルムアルデヒドだけではありません。
家の材料で化学物質の発散しない材料はないと言っても過言ではありません 。

強く警告します。
安全な家にはなっていないと!


現状の家づくりでは、化学物質過敏症の方は住めません !
強度のアレルギーを持つ方も危験 !
健常の方でも決して快適な空気環境ではない!


現代人特有の体質は、常にシックハウス症候群に罹患する恐れがあります。
本来あるべきシックハウス対策とは?
当然のことですが、化学物質の発散を極限にまで落とすことです。


■建物部材毎に問題点と対応策を挙げて見ます。

建物部材 問題点 対応策
防蟻処理 基本的にはしないことが望ましい。 ・ベタ基礎か防湿コンクリート打をする。 (地中の湿気を紡ぐ)
・基礎の通気を図る。
・土台は青森ヒバ、柱は桧を採用する。
構造材 集成材、構造用合板、鉄骨の防錆材等からの発散があります 桧や杉の無垢材を採用する。
下地材 合板は、面で接着するため接着剤の容量が多く、化学物質の発散は避 けられない。 杉無垢板の採用。
木工用ボンド 床材等の接着に用います。量としては大量に使わないのですが、どうしても化学物質が発散します。 使わないのが望ましいのですが、床鳴の発生の可能性があります。
使う場合は、ニカワの接着剤やメーカーで開発した安全と言われる接着剤を確認した上で使うことです。
塗料 最近は、現場塗装がなくなってきました。
それでも、オイルペイントやクリアラッカーを塗っているケースが散見されます。
自然塗料塗りとし、現場塗装は避ける。
自然塗料はドイツで開発されています。リボスやオスモと言った商品がそれです。
床材 複層フローリング、クッションフロア等は危険な材料です。 無垢床材を使うことです。
建具・造作材 ベニアやパーチクルボードに薄い板を貼ったり、塩ビシートを貼った材料も危険です。 無垢材を使うことです。
内装材 エコクロスと言えども、ビニールクロスからの発散は避けられません。 接着剤は改善されましたが、安全とは言い切れません。 球藻土 (割れ止めに樹脂を混入したものは論外)、シラス壁等の左官材料や無垢板が望ましい。化学物質過敏症の方は、これ以外の選択肢はありません。
しかし、コストアップ要因となります。クロスを採用する場合は、自然素材のクロスを採用するべきです。
和室 畳は化学畳が主体になっています。 本藁床 ( 有機栽培 ) の畳を使用。また、壁は左官仕上げ、造作材、天井材は、無垢材を使う。
押入の棚板等 シナベニアを多用します。当然問題です。 杉無垢材で対応。
浴槽 ユニットバスからは大量の化学物質が発散します。 据え付けとし、壁はタイルやヒパ等の無垢板で対応。
人によって違うかも知れませんが、化学物質過敏症の方がホーローのユニットバスを採用して大丈夫だったこともあります。
キッチン 面材や箱に問題があります。 オールステンレスやホーロー製品で対応。
洗面化粧台 キッチンと同様、面材や箱に問題があります。 ホーロー製品か無垢材と陶器の組み合わせで作る。


その他対策
1.


2.



3.
化学物質過敏症の方やシックハウスの方は、現場で材料を一つ一つ安全を確認することが必要です。
サンプルやショウルームで大丈夫と判断しでも、現実に取り付ける新しい材料が駄目な可能性があるからです。

ハウスダストにも注意しなければなりません。
現場で壁内や床下に切り屑等のゴミが残っていたら、カビの発生に繋がることがあります。
又 、 結露によるカビの発生にも注意しなければなりません。通気対策や調湿性のある材料の採用も必要です。

上記以外にも、ベランダのFRP防水、外壁材などにも問題があります。
外部でもあり発散が早く、住む方への影響は少ないかも知れません。
しかし、実際に外壁にアクリル系の吹付をしたら近所の化学物質過敏症の方の具合が悪くなってしまったこともあります。

シックハウス症候群に罹患された方、化学物質過敏症の方、そして、シックハウスを心配される方は、これらの対策をして始めて安心出来るのです。
HACでは、設立当初から自然素材の家づくりを基本にしています。
それでも下地材に合板を使ったり、棚板にシナベニアを使ったり、そして、自然素材と言ってもクロスを使っています。

実際に、化学物質過敏症の方の計画で、これらの全ての対策を盛り込んだ見積り書がありますが、やはりコストアップとなります。
細かい分析は出来ていませんが、坪7から8 万円前後上がることとなります。
HACでも完璧なシッウハウス対策を施したら、設計監理料を含め坪単価70万円以下では出来ないと判断しています。
それでも、そのように作った家は、嫌な臭気のない快適な空気環境、劣化しない本物の素材の経年変化による味わいの深まり、
そして、何よりも、結果として住宅寿命の長命化に繋がるのです。

HACでは、一定の結論を持っています。
貼り合わせた素材や石油製品は、劣化が激しい上に、化学物質の発散は避けられない !
そのように考えると

住宅寿命の短命は化学物質の発散のある素材に起因する!

短命な住宅とシックハウス問題は同根にあり!


さあ皆さんはどのように考えられますか ?

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